月1ワイン講座、今回はフランス国内にあって、フランスワインの全体像とは様相を画するアルザス地方がテーマです♪
【アルザスワイン/アルザスワイン街道を歩く】
アルザス料理やワインというと、ドイツとの国境付近という位置関係と、占領下にあった時代の影響もあって、ほとんどドイツ寄りな特色をもっているイメージでしたが、今日はもっと掘り下げてお勉強する事が出来ました。
◆ライン川添いに連なるボージュ山脈の斜面に広がり、土壌は幅広い質があり、低地のバー・ラン地区、高地のオー・ラン地区に分かれる寒暖差がはっきりした半大陸性気候
◆ボージュ山脈が西からくる風を遮り、雨量も少ないため、ぶどうの味が凝縮されてアルコール度数が上がる。
◆ワインの生産量は白94%、赤orロゼ6%と、ほぼ白ワイン。
◆主なぶどう品種は、白ぶどうリースリング、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカ、ミュスカの基本四品種に加え、シルヴァーナ、ピノ・ブラン、赤ぶどうはピノ・ノワールのみ
◆赤ぶどうはピノ・ノワールのみを使用しているが、同じぶどうを主要品種として生産しているブルゴーニュと比べると、アルザスでは軽めに仕上がる。
◆アルザスでは1つの作り手が複数品種を栽培して生産し細分化されているため、ワインのラベル表記は畑ではなく、ぶどう品種を記載する。
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