低弦のハイポジはないエチュードだったので、3段のハイポジがちょっと怖かったくらいで、まずまず音程もクリアに弾けていたと思います。
っていうか、いつもハイポジでいかに左手&指の力を使ってたかという事に改めて気づかされました。
力を入れて手首をひねると、ピキッと手首に痛みが走るため、脱力して痛くない手首の角度を保って、指先へは力を加えず……つまり指先から下の筋力を遣わずに弦を押さえてみたら、ちゃんと押さえられるし、クリアな音が出せるんですね。
届きづらいポジションだからと、いつもつい手首や腕へ不要な力が入っていたんだと気づけたのは、怪我の功名でした。
痛くない=不要な力を使っていない角度が適正な手首の角度なのかもしれません。健常な状態では痛みなど感じず気づかなくても、入れるべきでない力を使って、無理な体勢で弾いてる事こそ、無駄な動きはないですもんね。
★見岳章『川の流れのように』
今回は著作権の関係で譜面を乗せられませんので、ご了承をば。
第1&2Vnの両パートありましたが、今日は第1Vnを通して演奏しました。
そうそうヴィブラートがね、一応使えるんだけれども、大きい振幅はちょっと怖いです……振動でピキッと来そうで。
なので小さい振動のヴィブラートを、使える範囲で使って弾きました。
メロディラインは、あまりにも有名過ぎて、譜読みせずとも第1音聴いただけで弾けちゃいそうな感じでしたが、譜面に部分部分指示されたフィンガリングに従って弾こうとすると、???と迷う箇所がいくつかあり、半ば妥協案な感じで振ったフィンガリングは、やはり間違いでした。
半音上がりのフレーズとかが多いので、奇数ポジ移動じゃなく、1つずつズレるようにポジ移動とかが……慣れない感じ。
3か所ほどフィンガリングの修正が入って、先生の第2Vnと通し演奏。
一応、強弱も意識して弾いたつもりだけれど、そこまでニュアンスが伝わるレベルじゃなかったみたいで、次回は細部のニュアンス作りを主体にレッスンする事になりました。
ヴィブラートが大きく使えない分、音の精度が丸裸になるので、これも怪我の功名と思って、正しい音程と適正な弓圧で奏でる美しい音色を目指し、ピリオド奏法極めるつもりで(笑)基礎技術を見直そうと思います。
ところで、ヴァイオリンを職業にしていらっしゃる演奏家や講師の方々なら、腱鞘炎
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