さんの話に共通するところで、自分が丹精込めて作った葡萄が、他の農家の葡萄と一緒くたにされて、葡萄の個性云々なくワインにされるのが切なかったデュブッフ氏は、自転車で地道な営業活動を続け、結果ヌーボーを世に送り出すこととなったので〜すチャンチャン。
やはり、色んな事を追求しようとすると、一から十まで一貫した作業に行きつくしかなくなるのでしょうか。
そんなこんなで早く呑めるようになるワインが世界的に大ヒットして、今や誰もがその名を知るスターダムへのし上がったボジョレーワイン、ボジョレーヌーボーですが、中でも4種ランクが分かれるんだそうです。
4種中の2種の一部がヌーボーとして発売され、日本へ空輸されてくるのはほぼ、一番濃くて腰の強いボジョレーヴィラージュだそうですが、もちろんただのボジョレーもあります。ランク的には下だけど、日本に入る数が少ないって事で……毎年義妹に頂いてるので、今年はちょっとラベルを注意して見てみようかな。
ボジョレーよりやや格上のボジョレー・シュペリュールっていうのもあるそうですよ。
で、前述にも”一部”がヌーボーとして…云々と書いたとおり、ボジョレー地区だからって全部ヌーボーを作ってるわけじゃなく、さらにちょっとランク上のクリューデュボジョレーもあって、僅かな値段の差で味わいが違うとの事。
じゃあそれを実際に体験してみましょう〜てなわけで、本日のテイスティングワイン2本がクイズに出されたのでした。
ボトルはきんちゃく袋に包まれてラベルが隠され、【1】【2】のタグがつけられた状態でテイスティンググラスへ。
結論から言うと、
【1】2011 ボジョレー・ヴィラージュ・ジャン・フランソワ・トリシャール
【2】2012 サンタムール・ジャン・フランソワ・トリシャール
(ガメイ100%)ブルゴーニュ/ボジョレー地区
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