ヴァイオリン覚書♪7年8ヶ月〜7回めのアンサンブルクッキング
2012-11-25


中上級A)第1Vn

指導して下さるのは、昨年も指導して下さったチェロの先生。リアクションが大きくて、楽しい指導が印象的です。実はこの曲、近年の研究の結果カッチーニの作ではないそうで、そんなお話も交えて指導してくださいました。

例年どおり、まずは先生方の模範演奏を鑑賞。
私の可愛いC先生(ヲイ)と素敵なD先生(ウフ)、実は音大時代の同級生なんです。隣同士で第2Vnを弾いてくださいました。

ところでこの曲、タイムリーな事に大河ドラマ『平清盛』で使用されていて、最近では特に平清盛の長男・重盛の苦境シーンで度々挿入されていまして…聴くたびにそのシーンが…(涙)

なので、先生が「マリア様に顔を上げて祈るように、下を向いてズンズンと重たくならないよう弾きましょう」と、祈りのリアクション(笑)を見せてご指導いただいたのに、私の頭の中では心身疲れきった重盛がヘロヘロになって号泣していました(爆)

今日は譜面に書かれていないクレシェンド&デクレシェンドなど、やりすぎない程度に抑圧しながらニュアンスをつけたり、チェロとの強弱のバランスを人数に合わせて取ったり、ラストは少し明るい和音に展開している事から音量は落とさず向かって放つ感じで終わるようにしたり、とにかく当日指示されたニュアンスがすごくあって、譜面どおり黙々と個人練習しているのとは違う楽しみと、すぐに対応できるかどうか基礎技術が問われる部分もあって、とても勉強になりました。

譜面どおり機械的に覚えて完璧に弾きこなしてきたとして、そのまま個人で発表するなら問題ないですが、アンサンブルですからそれだけじゃ通用せず、今日まったく違う事をやれと言われて反応できなければ、ヴァイオリンが上手くなりたくてレッスンを続けている意味もないですものね。

個人レッスンで注意されてきたファ#の音程は、かなり注意して弾いていたので、意識が表れていて、後で録音した仕上げ演奏での音の精度は上がっていました。
大きなミスもなかったし、すべりだしはまずまずかな。

★エルガー『愛の挨拶』中上級A)

休憩中もぽん0427さんとおしゃべりに花が咲き…こちらは優しい口調が『愛の挨拶』にぴったりなヴァイオリンの先生によるご指導でスタート。

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